【コンサートに向け練習する出演者=伊賀市上野丸之内で】

今こそ音楽届ける喜びを

 音楽教員や市民楽団の指揮者などとして活躍してきた音楽家の菅生和光さん(78)(三重県伊賀市山出)の喜寿を祝うコンサートが、5月9日午後2時から同市西明寺の市文化会館さまざまホールで開かれる。コロナ禍で2度延期されたが、音楽仲間や教え子らが開催に向けて準備や練習を進めてきた。

菅生和光さん(提供写真)

 県内の木本、名張、名張桔梗丘、上野の各高校などで音楽を指導し、教え子らが多数参加する伊賀シンフォニックアカデミー吹奏楽団、伊賀コミュニティオーケストラなどの市民楽団との関わりも長い。今回のコンサートは昨年3月に予定されていたが、一度は今年2月に延期し、県の緊急警戒宣言継続によって再度延期。事務局では同じゲストの顔ぶれで開催できるようスケジュールを調整してきたという。

 主なソリストは、岡崎耕二さん、久保義一さん、杉本正毅さん、田中敏雄さん、中山隆崇さん(トランペット)、菅生千穂さん(クラリネット)、吉鶴洋一さん(ビオラ)、兼重直文さん(ピアノ)、久保田道子さん(ソプラノ)、藤原靖子さん(アルト)、波多野均さん(テノール)、常住信教さん(バス)らで、出演者は総勢約70人を予定。指揮は菅生さんと堺武弥さん、日景貴文さん。演奏はワコーズ・ウインドオーケストラの皆さん。

 演目は「Festival Overture」(委嘱作品、初演)、「三重国体式典組曲」、昭和三重国体記念行進曲「ブルーマリーン」、室内楽「Iga77」(初演)など。出演者の一人は「こうした時勢だからこそ、世の中を音楽の力で盛り上げたい。準備をしてきた先生のお祝いの場で、自分たちも音楽を届けられる喜びを感じられたら」と話していた。

 チケットは一般1000円、高校生以下500円(前売り・当日同額)。

 問い合わせはコンサート事務局の米田さん(0595・66・1608)まで。

2021年4月10日付793号22面から