【交差点で児童を誘導する署員や協会員ら=名張市つつじが丘北2で】

 春の全国交通安全運動が4月6日、各地で始まった。期間は15日までの10日間。三重県警名張署管内では、署員や名張地区交通安全協会員、地域のボランティアらが学校近くの交差点などに立ち、登校時の街頭指導を実施した。

 名張市立つつじが丘小(つつじが丘北3)近くの信号交差点では、午前7時30分ごろから署員や同協会員、児童の保護者ら数人が「横断中」の黄旗を手に、登校してきた児童に「おはようございます」「青が点滅したら渡るのを待って」などと声を掛けた。

 同署管内では例年、運動初日は約100人の関係者が集まって出動式を開いていたが、新型コロナウイルス対策で昨年同様、実施を見送った。

 今年1月から4月5日までの管内の交通事故総数は、560件(前年同期比12件増)。うち人身事故は21件(同6件減)で、死亡事故は1件(同1件増)。

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