三重県は2月17日、10歳未満から90代の男女12人(四日市市発表1人含む)の新型コロナウイルス陽性が確認されたと発表した。県内の感染者は延べ2420人となった。

 発表によると、12人の市別内訳は、津市5人、鈴鹿市3人、鳥羽市、亀山市、志摩市、四日市市各1人。

 津市の60代男性は、これまでに刑務官3人の感染が確認されている三重刑務所(津市)の収容者。同刑務所での陽性者は4人目。

 クラスター(感染者集団)が発生した鈴鹿市の鈴鹿中央総合病院、志摩市の県立志摩病院、鳥羽市の特老ホーム「鳥羽陽光苑」では、それぞれ新たな陽性者が判明した。

 鈴鹿中央総合病院では、20代と40代の女性看護師2人と70代の男性入院患者の感染が判明。うち2人は4日の検査で陰性が確認されていた。

 県立志摩病院では、90代入院患者女性の感染が判明。8日に陰性が確認されていたが、その後症状が出現していた。

 鳥羽陽光苑では、90代入所者女性の陽性が判明。無症状で、接触があった同居家族や別居親族13人を検査する他、施設関係者の接触者調査を進める。

 鈴鹿市では、新型コロナとは別の理由で入院し、無症状だった10代の小学生男児の陽性が判明。同居家族4人や学校関係者22人の検査を進める。

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