三重県は1月27日、伊賀市の10歳未満から60代の男女11人など県内43人(四日市市発表分3人含む)の新型コロナウイルス陽性が確認され、県内の医療機関に入院していた80代男性1人が死亡したと発表した。クラスター(感染者集団)が発生している鈴鹿中央総合病院では入院患者や看護師ら8人の陽性が判明。伊賀市の11人は既に判明している陽性者の濃厚接触者として検査を受けていた。県内の感染者は延べ2100人、死者は29人となった。

 発表によると、市町別の内訳(伊賀、四日市除く)は、鈴鹿市14人、津市5人、桑名市・いなべ市が各2人、伊勢市・木曽岬町・東員町・菰野町・明和町・県外(名古屋市)が各1人。27日午前9時時点の県内の入院者数は209人(県外発表分4人含む)で、確保病床357に対する病床使用率は58・5%となっている。

 伊賀市では、先に陽性が判明していた30代男性の家族4人(40代男性、40代女性、未就学女児2人)など、11人のうち10人が陽性者の同居家族で、残る1人は陽性者と食事をともにしていた。同居家族以外の濃厚接触者はいないとみられる。未就学女子のうち1人は中瀬城東保育園の園児で、最終登園日は1月8日のため、他の園児らとの接触は無いといい、同園では休園などの措置は取っていない。

 鈴鹿中央総合病院のクラスターで新たに陽性が判明した8人のうち4人は、50代から90代の入院患者で、残る4人(40代看護師男女各1人、60代看護助手女性、50代会社員女性)は21日に陰性が確認されていたが、症状が現れたため再度検査を受け、陽性が確認された。これまでに、職員や入院患者など検査対象者463人のうち計63人、家族など接触者69人のうち7人が陽性と確認されている。

 菰野町の10代の小学生男児は、24日に陽性が判明した、市立四日市病院に勤務する40代の看護師女性の同居家族で、学校関係39人が接触者に。看護師女性は、クラスターが発生した病棟とは別の部署に勤務していたという。津市の男子中学生は、20日に陽性が確認された男子生徒と同じ学校に通っている。

※1月27日午後10時50分追記