地域課長 中尾浩司

 110番センターでは年間約10万件の通報を受けていますが、110番の通報内容には緊急を要しない相談や問い合わせなども数多くあり、110番業務及びその対応に少なからず影響が出ています。110番の目的に沿った利用をお願いします。

 110番をする時は▼いつ、どこで(何時ごろの発生で場所は)▼何があったか(事件か事故か)▼犯人の特徴、逃走手段は(犯人の服装や車のナンバー)▼あなたの住所、氏名、連絡先(連絡先は警察からすぐに連絡の取れる番号)を、落ち着いてはっきりと話してください。

 特に発生場所を説明する時は、自宅なら▼自宅住所(地番まで)。自宅以外なら▼近くに見える大きな建物▼路線名、交差点名▼電柱に書かれた番号など、あなたのいる場所をできるだけ詳しく教えてください。

 携帯電話での移動しながらの通報は、通話が切れたり、聞こえなくなったりする場合があるので、できるだけ止まった状態で通報をしてください。県境付近では、他府県の110番センターにつながることがありますので注意してください。

 緊急でない相談や問い合わせなどは、総合相談電話・警察安全相談(059・224・9110)、また#9110名張署(0595・62・0110)、伊賀署(0595・21・0110)へ連絡してください。

 また、聴覚や言葉の不自由な方はウェブ110番(http://mie110.jp)を利用し、表示される画面の各項目に必要事項を入力して送信してください。

 併せて「ファックス110番」(059・229・0110)もご利用ください。

 110番通報に関し、皆さまのご理解を頂きますようにお願いします。

2021年1月16日付787号26面から

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