約400年前から地区住民に受け継がれている秋葉神社(名張市上三谷)=写真=の「鎮火祭」が、1月17日に行われる。

 伊賀、伊勢、大和の「火伏の神」として知られる同神社の伝統行事。今年は例年より1時間遅い午前7時から始まり、参拝者にお札(札料500円)を渡す。同8時からは祈とう(祈とう料3000円)がある。新型コロナウイルス対策の一環で、参拝者には手指消毒やマスク着用を呼び掛ける他、御供(餅)は配らない。

 同神社の氏子総代、森岡賢治さんは「今年から祈とう者などへの年始のあいさつ状は廃止した。火伏と魔除けの祈願に、ぜひご参拝を」と話している。

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