1月3日から堺市で開かれる「全日本U-18女子サッカー選手権大会」に伊賀FCくノ一三重サテライト=写真=が出場する。3年ぶり2回目で、目標のベスト8以上を目指す。

 サテライトは、なでしこリーグ1部でプレーするくノ一の下部組織で、市内外の中学1年から高校3年の25人が所属している。11月の東海大会で優勝を果たし、地域代表の座をつかんだ。

 現役時代にくノ一で9年間プレーし、キャプテンも務めた小野鈴香監督(38)によると、現メンバーは高校生年代が例年より多く在籍し、「今までよりパワーを持ったチーム」。くノ一と同じ全員攻撃、全員守備が信条だ。

 普段は週5回、同市才良にあるクラブの天然芝グラウンドなどで練習している。チームをまとめるキャプテンで伊賀白鳳高3年のMF江口綾優さん(18)は「今まで支えてくれた多くの人に、見て楽しんでもらえるサッカーをしてプレーで恩返ししたい」と意気込みを話した。

 16チームが参加する大会はトーナメント制で、サテライトは1回戦で中国第2代表のAICシーガル広島レディースと対戦する。

2020年12月26日付786号11面から

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