「チーム優勝と区間賞目指す」

 2021年の元日に群馬県前橋市で開かれるニューイヤー駅伝(全日本実業団対抗駅伝競走大会)に、三重県伊賀市の上野工業(現・伊賀白鳳)高校出身で東京五輪男子マラソン日本代表に内定している中村匠吾選手(28)=富士通=が出場する。コロナ禍でのトレーニングやニューイヤー駅伝への意気込みについて語った。【ニューイヤー駅伝に出場する中村選手(富士通提供)】

鹿児島県で行われた合宿時の様子(同)

 今年3月に東京五輪の延期が決まり、4月には緊急事態宣言が発令。中村選手は、練習以外では外出できない状況が続いた。例年に比べレースの出場回数も減ったが、その分スピードと持久力の強化に重点的に取り組んできたという。8月に2週間ほど休暇を取り、四日市市の実家に帰省。家族と過ごし、リフレッシュした。その後、長野県上田市の菅平高原に合宿に行き、練習に集中できるようになっていったそうだ。

 11月にニューイヤー駅伝の予選となる東日本実業団駅伝に出場。エース区間を走り、区間4位でチームの優勝に貢献。その後、鹿児島県の徳之島などで合宿を行い、順調にトレーニングを続けている。

 ニューイヤー駅伝では5連覇を目指す旭化成に東京五輪男子10000メートル候補に内定している相澤晃選手(23)、トヨタ自動車には男子マラソン代表の服部勇馬選手(27)がいる。中村選手は「ライバルの選手と刺激し合いながら負けないよう頑張り、チーム優勝と区間賞を目指す」と語った。ニューイヤー駅伝は1月1日午前8時30分からTBS系列で全国生中継される。