名張市で介護や保育などの福祉サービスを提供する11の社会福祉法人が11月20日、「市社会福祉法人連絡会」を設立した。各専門分野の枠を越え、地域貢献推進を図り、連携を深める。【連絡会会長に就任した名張厚生協会の増井理事長(左端)=名張市鴻之台1で】

 同市では4年ほど前から、地域の福祉事業所が協力し合うネットワーク作りが始まっていた。少子高齢化によるニーズの多様化や新型コロナウイルスへの対応など、近年新たな課題が増えたことなどを受け、市社会福祉協議会の奥村和子会長の呼び掛けで今回、改めて連絡会組織として発足させることにした。

 設立総会では、会長に名張厚生協会(朝日町)の増井明理事長を選任。増井会長は「個々の法人でも一生懸命取り組んでいるが、手を携えることでより地域に貢献できる」と述べ、活動への意欲を語った。

 連絡会では今年度、地域課題について話し合いを進める他、職員研修会の開催などを目指し取り組むという。

 県社協によると、県内では伊賀市や鈴鹿市などで同様の連絡会が設立されている。