名張市教育委員会は11月12日、同市に住む市立桔梗が丘中学校(全校生徒356人)の50代女性教員の新型コロナウイルス陽性が判明したとして、同校を同日午後から15日まで休校にしたと発表した。同市で教員の感染は初めて。

 市教委によると、女性教員の同居家族が11日に陽性が判明したため、濃厚接触者としてPCR検査を受けたところ12日に陽性が判明。同日正午ごろに本人から学校に連絡が入ったという。市教委は5限目以降の授業中止を決め、生徒を下校させた後、学校の消毒を進めている。保護者には生徒を通じて文書で報告した。

 女性教員は9日に出勤し、授業5限分を担当。10日以降は休んでいた。日ごろからマスクを着用していたという。

 市教委は今後、休校期間の延長などがあった場合、保護者宛の一斉メールで連絡するとしている。

 県薬務感染症対策課によると、同市の女性教員の感染を把握しており、県からの発表は13日を予定しているという。

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