名張市桔梗が丘西の平尾久美子さんが真鍮で作る、生活道具やアクセサリーなどが人気を呼んでいる。グループ展も開催予定だ。【制作に励む平尾さん】

 18年前から腕時計作家として、これまでに約6200個もの時計を作り、各地の百貨店などに出展するなどしていた。その間、息抜きとして始めたのが、時計作りと同じ真鍮を使ったものづくりだ。

 これまでの技術を生かした制作だが、個人で自由に表現できることに魅せられた。5年前の出産を機に、屋号を「トキノマニマニ」とし、真鍮制作に重点を置き始めた。

 作品のデザインはオリジナル。「キラキラと派手で目立つものより、自然で工芸的な雰囲気が好き」と語る平尾さんの作品は、「金属なのに、冷たい感じじゃなく温かい」とファンも多い。今はSNSなどを通じて遠方の企画展に参加する機会も増えた。「時代や暮らしが変わっていくのに合わせ、柔軟に変化させ続けていきたい」。

 平尾さんが参加する地元女性作家6人によるグループ展「冬・プロローグ」は、11月13日から16日まで同市桔梗が丘2番町の雑貨店「calme(カルム)」で開かれる。時間は午前11時から午後5時まで。入場無料。

 グループ展の問い合わせは同店(0595・65・6780)まで。

平尾さんの作品

2020年11月7日付783号3面から