11月の児童虐待防止推進月間にちなみ名張市は6日、市役所の一部壁面を児童虐待防止運動のシンボルであるオレンジリボンの色にライトアップした。【オレンジ色にライトアップされた市役所=名張市鴻之台1で】

 同市では毎年、児童虐待防止の啓発のため街頭でちらしを配るなどの活動をしてきたが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため中止とした。

 この日は、ライトアップ開始前から職員らが集まり、亀井利克市長が「一人ひとりが子供たちのSOSに気づき、ためらわず通告することで、子どもたちの命を救うことに繋がる」とメッセージを読み上げた。

 カウントダウンの後、オレンジ色のライトとともに鈴木英敬知事や市長らの児童虐待防止を願うメッセージや啓発映像が投影された。

女性に対する暴力をなくす運動

紫色にライトアップされた市役所

 また、オレンジライトの消灯後は12日から25日の「女性に対する暴力をなくす運動」期間にちなんで、同運動シンボルのパープルリボンの紫色にライトアップされた。

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