伊賀市は10月20日、市立希望ヶ丘保育園で50代の女性保育士が0歳男児に誤って2人分の風邪薬を投与したと発表した。かかりつけ医からは園や自宅で経過観察するよう指示があり、現在は男児の体調に異常はみられないという。

 発表などによると、誤投与が起きたのは同日午前11時30分ごろ。0歳男児に鼻水やたんを抑える薬1袋を服用させる際、4歳男児の保護者から預かった0歳児と同じ薬とせきなどを抑える別の薬も入った風邪薬の計2袋を与えてしまった。薬は職員室で管理し、投与する場合は他の職員と2人でチェックすることになっていたが、担当の保育士は単独で投与した。

 職員室に戻ってきた園長が誤投与に気付き、0歳男児の保護者に報告、謝罪した。市保育幼稚園課によると、男児2人の薬を処方したのは市内の同じ医療機関で、同園は薬と保護者からの依頼書を一緒に保管せず、別にしていた。

 今後の対応として、市は0歳男児の状況を数日間確認し、園児59人の全保護者には文書で状況の報告と今後の対策を説明する。同園にはマニュアルの再確認と徹底させるとともに、他の市立保育所(園)と幼稚園の16施設の責任者にも注意喚起するとしている。