大相撲秋場所(東京・両国国技館)14日目の9月26日、伊賀市出身で十両十一枚目の千代の国(30=九重)が13勝目を挙げ、千秋楽を待たずに優勝を決めた。千代の国の十両優勝は2016年の夏場所以来3回目で、来場所の再入幕に向け前進した。

 強い千代の国が戻ってきた。幕下十二枚目だった先場所は全勝優勝し、7場所ぶりに十両復帰。今場所は5日目から10連勝中で、迎えた若元春(荒汐)との一番は突き落としで下した。

 前頭十二枚目だった昨年の初場所で左ひざに大けがを負い、3場所続けて休場。秋場所から復帰していた。

- Advertisement -