杉本奈穂さん(28)

 名張市桔梗が丘2番町の写真館「写真の川地」で働くカメラマン。「スクールカメラマン」として、市内の幼稚園や中学校で撮影、卒業アルバムの制作まで手掛ける。「写真撮影は『見つける』ことが大事。懐かしい学校生活を見つけて写真に残したい」と話す。

 奈良市内の写真館に生まれ、父親の姿を見て育つ。幼いころから絵を描くことが好きで、高校卒業後は、京都造形芸術大学へ進学。「クリエイティブな仕事をしたい」と家業でもあるカメラマンを目指し、卒業後は大阪市にある日本写真映像専門学校へ入学。「継ぐ前に、よそで修業してほしい」と父の希望通り、25歳の時に就職した。

 スタジオ撮影の助手や、結婚式場での撮影もこなすが、今年度中には“卒業”し、実家の写真館で働く予定だ。「実は『緊張しい』。焦らずに撮影に臨めるよう、これからも技術を磨きたい」と意欲的だ。

 休日は、専らインドアで過ごす。アウトドア派の同僚に連れ出されることもあるそうで、「行ったら楽しいんですけどね」とはにかんだ。

【私のお気に入り】一緒に働くスタッフ。同じ夢を持つ仲間たち=写真は2枚とも提供

2020年8月29日付778号4面から