小学生以下のスケートボード全国大会「FLAKE CUP」の代替として、投稿された45秒間の滑走動画を公認ジャッジが審査する「FLAKE CUPオンラインチャレンジ」が6月にあり、名張市緑が丘の蔵持小6年、瀧永遥句君(11)がジュニアクラス(小学4年から6年)で2位に入り、来年1月の全国大会(チャンピオンシップ)の出場権を得た。【贈られたメダルを手にする瀧永君(左)と泊君=名張市美旗中村で】

 通常は全国のショッピングモールなどでチャンピオンシップの予選を兼ねた大会が年10回ほど開かれているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため9月以降の開催に。それに先駆け、新たな試みとしてオンラインチャレンジが企画され、海外も含め167人が参加した。

 就学前はサッカーをしていた瀧永君だが、足の舟状骨が壊死する「ケーラー病」を患い、小学校入学後の2年間は本格的な運動ができなかった。症状が治まってから出会ったスケートボードに夢中になり、小3から市内の「ファイブクロス スケートパーク」に通い、数多くのスケーターたちから刺激を受けて日々腕を磨いている。

 普段の大会は観衆の前での〝一発勝負〟だが、今回は納得がいくまで滑り直し、撮り直しができるため、「100回以上はチャレンジした」。得意とするフリップ技を着実に決め、高評価を得た。

 同じパークに志摩市から通う同級生の泊怜音君(11)も3位に入り、喜び合った。2人とも「大会に出た実感が無い不思議な感じ。やっぱり人前で滑りたい」と口をそろえ、「奇麗に高く跳べるようになって上の順位を目指す」(瀧永君)、「もっと跳び技の高さを出して優勝したい」(泊君)と抱負を語った。

2020年8月8日付777号17面から