「謎のソニック像」としてインターネット上で話題となっている、伊賀市高尾の道路脇にあるゲームキャラクター「ソニック」の像がこのほど、設置者の遺族によって補修され、鮮やかな色に塗り直された。【補修を終えた「ソニック像」の前でポーズをとるライダーの男性=伊賀市高尾で】

 像は高さ約2メートル、足下の赤いボード部分は全長約3メートル。山間部の県道39号線沿いに設置してあり、数年前からSNSなどで紹介されるようになって以降、Google Mapでは「ソニックのオブジェ」として地点登録されるなどしており、バイク愛好家や外国人観光客など国内外から見物に訪れるスポットになっている。

 大阪府でアミューズメント施設などを運営する会社を経営していた故・小寺右二さんが、所有する別荘の入り口の目印として十数年前に設置したもの。小寺さんは3年ほど前に亡くなり、像は長年風雨にさらされていたため色がはがれたり、鼻の部分が無くなったりしていた。

 像の写真が数多く投稿されるなか、「修理が必要では」といった書き込みも付くようになり、それを見た小寺さんの遺族が1か月ほど前に話し合い、業者に依頼して盆前の8月8日から10日までの3日間で補修を行ったという。

 補修を依頼した小寺さんの次男は「像が話題になる一方で、あまりにも汚くなっていた。今は見違えるように奇麗になり、驚いている。人を呼ぶことが好きだった父も存命なら直していたと思うので、喜んでいるのでは」と話していた。