三重県高校野球夏季大会(県高校野球連盟主催)の決勝が8月9日、松阪市の県営松阪球場で行われ、いなべ総合が四日市工に5‐4で逆転サヨナラ勝ちし、優勝を決めた。【9回裏、サヨナラのホームを踏んだ中村君(背番号19)に駆け寄るいなべ総合の選手たち=松阪市立野町の県営松阪球場で】

 初回、四日市工が谷口颯太君(3年)の二塁打で先制すると、いなべ総合は同点とした直後、小阪悠生君(同)の適時打で逆転。3回、四日市工は追いつくも、その裏にいなべ総合が再び勝ち越す。四日市工は6回から登板した相手エース・伊東邑航君(同)の代わり端に長打や犠飛で逆転。1点差で迎えた9回、二死から連打で同点としたいなべ総合は、主将・田所宗大君(同)が中前に運び、前日の準決勝・松阪商戦に続く逆転サヨナラ勝ちで優勝を決めた。

四日市工 101002000 4
いなべ総合 201000002x 5
 (四)青木、服部-三輪、岡野
 (い)鶴田青、木下、伊東-田所
 ▽二塁打 谷口2、青木(四)田所(い)

5回表 中前に安打を放った四日市工・寺島君

 1回戦から決勝まで1番・遊撃手で先発出場し、副主将として四日市工をけん引した伊賀市立柘植中出身の寺島尚志君(3年)は試合後、「(新型コロナの影響で)3か月間練習ができず、甲子園も中止になったが、『独自大会も最後までやりきろう』と皆でスイッチを入れ直して大会に臨んだ。今日は『野球は9回2アウトから』という怖さを痛感した。周りの人たちの支えで試合ができ、決勝まで戦えたことに感謝したい」と話した。

 夏季大会は、新型コロナの影響で中止となった選手権大会県予選の代替大会として、7月11日から週末を利用して試合が組まれ、62校60チームが熱戦を繰り広げてきた。優勝したいなべ総合は、県代表として、8月17日の三岐大会(長良川球場)で、岐阜県大会の優勝校・大垣日大と対戦する。

 試合結果・予定などは「伊賀・名張の高校野球応援ブログ」(http://blog.livedoor.jp/iganabari_baseball/)に掲載予定(速報ではありません)