女子サッカー・なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一は8月8日、鈴鹿市の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿で4節のノジマステラ神奈川相模原戦に臨んだ。開幕3連敗で迎えたくノ一は、FW道上彩花のゴールなどで3‐1と待望の今季初勝利を挙げた。【前半37分に2点目のゴールを決めたくノ一FW道上(中央)はガッツポーズ=鈴鹿市御薗町で】

 くノ一は前半25分、主将のMF杉田亜未がペナルティエリア付近で倒されて得たFKを、MF作間琴莉が左足で直接決めて先制し、同37分にはゴール左のMF安齋結花からのボールにFW道上が走り込んで2点目。後半3分にもMF乃一綾のミドルシュートのこぼれ球にMF森仁美が詰めて3点目を奪い、終了間際に1点を返されたものの、リードを守り切った。

 今季の同リーグは新型コロナウイルス感染防止のため、開幕戦と2節は無観客で実施し、くノ一はこの試合が今季初めて観客を入れてのホームゲームだった。観戦に訪れた224人は、間隔を空けて指定された席から選手たちのプレーに拍手を送っていた。

 試合後、2点目を決めた道上は「この状況で試合に足を運んでくださり、感謝している。(得点は)体ごとゴールに向かう気持ちでいった。チームみんなで取れたゴール」、大嶽直人監督は「皆さんの後押しと熱が選手たちに伝わり、くノ一三重らしいサッカーができた。最後まで攻めの姿勢を見せた選手たちに感謝したい」とコメントした。

 この試合を終えての成績は1勝3敗の7位(暫定)で、次節は8月15日午後6時から、新潟県新発田市の市五十公野公園陸上競技場でアルビレックス新潟レディースと対戦する。