名張市立薦原小(同市薦生)の5年生21人が6月3日、近くの田んぼで田植えに挑戦した。裸足になった児童たちは泥だらけになりながら、地域ボランティアの松並昭男さん(72)らの指導でコシヒカリの苗を植え付けた。【田んぼに入り苗を植える児童たち=名張市薦生で】

 年間を通して米作りや環境問題ついて学ぶ学習の一環で、毎年取り組んでいる。今年は新型コロナウイルスによる休校措置の影響で実施時期が約4週間遅れとなり、規模も縮小。横並びで進める通常の田植えはせず、例年の3分の1の約100平方メートルに図形を表現する「稲アート」のみ挑戦した。図形はVサインと学年を表す数字の5を描いた。

 初めて田んぼに入ったという山谷蒼詞君(10)は「オタマジャクシを見つけた。田んぼはぬるぬるしていて、思ったより深かった」と笑顔で話した。

 田んぼを管理する松並さんは「少しの時間でも実施できればと、場所を残していた。子どもたちに、田んぼの感触だけでも楽しんでもらえてよかった」と話した。