1890(明治23)年の開業から130周年を迎えたJR柘植駅(伊賀市柘植町)で2月19日、記念式典が開かれ、地元関係者や鉄道OB会のメンバーらが節目を祝った。【鉄道唱歌を披露する「オカリナ愛好会なでしこIGA」と西日本鉄道OB会のメンバー=伊賀市柘植町で】〈YouTubeで動画を見る〉

 柘植駅は同年2月19日、関西鉄道(当時)の三雲(滋賀県湖南市)-柘植の区間(現・草津線)の開通に伴って開業。現在の関西線が東西に延伸し、伊賀地域や津・鈴鹿から京都方面への乗り継ぎも含め、多くの人が利用してきた。地元の柘植地域まちづくり協議会などでは昨年から、シンポジウムやご当地かるたの紹介など記念行事を催してきた。

 この日の記念式典は午前10時から、2・3番線があるホームの待合室内で行われ、地元の「オカリナ愛好会なでしこIGA」と西日本鉄道OB会のメンバーが同駅や近隣駅の「鉄道唱歌」を披露。式典後の同10時30分ごろには、来賓やスタッフらが「ようこそ、柘植地域へ」と書かれた黄色の横断幕を手に、乗降客にクリアファイルなどの記念グッズを配り、同10時40分発の亀山行き普通列車を見送った=写真2枚目

 同協議会の城出憲一会長(71)は式典後、「多くの方の協力のおかげで記念行事を開催することができた。地域の拠点として、交通上重要な乗継駅として、地元の人たちにもっと利用して頂ける努力をしていきたい」と期待を込めて話した。