交通課長 河本直紀

 師走となり、何かとお忙しい日々をお過ごしだと思います。忙しくなると、車の運転時もつい違うことを考えたり、集中できなくなったりすることがあります。

 今年10月末までに県内で発生した交通人身事故を分析しますと、交通事故の原因は約7割が前をよく見ていなかったり、安全を確認しないまま交差点に進入したりといった「漫然運転」によるものです。

 漫然運転が多い上に、年末になるにつれ夕暮れと帰宅時間が重なり合い、薄暗いなかでの重大事故の発生が懸念されます。では、どのようにすれば交通事故を防ぐことができるのでしょうか。

悲惨な交通事故を防ぐために

 まずは、しっかりと前や左右を見て集中して運転をするという基本を守ることです。先の統計の通り、交通人身事故の約7割は漫然運転が原因によるものです。これを防ぐには、漫然と運転をせず、基本を守ることに尽きるということです。

 次に、相手を早く発見するということです。夕暮れ時、ドライバーは視界が悪くなることで歩行者の発見が遅れ、既に止まれないことがあります。

 この事故を防ぐためには、まず早めにライトをつけて頂くこと。そして、より早く歩行者を発見するために、前方に車がいない時は遠目ライト(ハイビーム)を使って頂くことが必要になります。

 歩行者は、反射材を必ず着用してドライバーから早く発見してもらうようにしましょう。

 悲惨な交通事故を起こさない、悲惨な交通事故に遭わないためには全ての方が交通事故に遭わない行動を実践していくことが必要です。大切な命を守るためですので、よろしくお願いいたします。

2019年12月7日付 761号 26面から