自動車などのベアリング部品を年間約4億個生産する「ミヤケ」(本社・伊賀市佐那具町)の福井一仁社長(60)=写真=が、創業80周年を記念してビジネス本「『むちゃぶり』で日本一 忍者の町のスーパーメーカー」を幻冬舎メディアコンサルティングから出版した。

創業80周年記念

 四六判で236ページ。「ドイツへ行き3日間で『最新鍛造機』を学び取れ」「コネなし、人なし、情報なしのタイで新工場を開設せよ」など、「むちゃぶり」に対し結果を出すため悪戦苦闘する社員たちが実名で登場する。福井社長自らが聞き取り取材し、生々しい経験談をまとめた。

 同社には若手社員の能力を伸ばすため、あえて大きな仕事を任せる社風があり、実力や経験が不足していても、「とりあえずやってみよう」と担当者に任命。非日常の環境に置く一方、会社側は陰で全面的にバックアップするのだという。

 「社員たちの活躍を広く伝えたい」との思いから出版した福井社長は「社員の成長は会社の成長の原動力。“人財”育成のエピソードが読者にとって何かのヒントになれば」と話す。

 1冊1500円(税別)で、伊賀地域のブックスアルデ本店や岡森書店白鳳店の他、全国の書店などで取り扱っている。

2019年11月9日付 759号 29面から