10月18日から始まった「上野天神祭」の3日目となる20日、神幸祭(本祭)が行われ、9基のだんじり、みこしや鬼行列が伊賀市の中心市街地を巡行した。前半の2日間は雨天に見舞われ、ほとんどの行事が中止となる中、好天に恵まれた最終日は約15万人(主催者発表)が見物に訪れた。【菅原神社付近を巡行する上野向島町のだんじり「鉄英剣鉾」=伊賀市上野新町で】

道の両側にふらつきながら歩く「ひょろつき鬼」

 午前9時、一行はみこし行列を先頭に、菅原神社東御旅所(同市上野車坂町)を出発。5人が担ぐ大御幣、鐘やおのを背負った「ひょろつき鬼」などの鬼行列、今年の一番くじを引いた上野向島町の「鉄英剣鉾」を先頭に軽快な祭りばやしを奏でる9基のだんじりなどを間近で見ようと、沿道では多くの見物人が見守っていた。

弓を持ち鬼行列の後尾を歩く「鎮西八郎為朝」

 行列は市街地の本町通りを西へ進み、上野中町に設けられた祭礼本部前を通り、二之町通り、三之町通りへと進んでいった。

 国指定重要無形民俗文化財の同祭は「上野天神祭のダンジリ行事」としてユネスコ無形文化遺産にも指定されている。