県立あけぼの学園高で美容師を目指し学んでいるビューティクリエイト部(102人)の生徒が開発に参加し、製品化を進めていた地元産米ぬかエキスを抽出した全身に使える泡ソープ「ピアニン オールインワンホイップ」の完成発表会が10月17日、地元の伊賀市役所で開かれた。1階入口の市民スペースでは新商品の試供や販売会もあり、生徒たちの説明に来庁者らが耳を傾けた。【発表会に参加したあけぼの学園高の生徒たち=伊賀市四十九町で】

 この事業は同市が人口減少対策や若者の定住に向け、市内の高校と連携する育成プロジェクトの一つ。2015年には伊賀産菜種油を使ったシャンプーとトリートメントの開発に参画し販売した。今年3月にはピアニンシリーズの第1弾として美容ジェルを開発し、累計販売数が2万3000本に達した。

 泡ソープは1本280ミリリットル入りで税別880円。美容ジェルに続き、津市の美容品メーカー「ビケント」が商品化と製造に協力した。米ぬか成分のしっとり感や天然ユズのエッセンシャルオイルによるアロマ効果が実感できるという。

 発表会には1、2年生の男女部員17人が参加。2年生の植田蓮華さん(17)は「商品が完成してうれしい。実際に使ってみて、肌がすべすべになったのを実感した。爽やかなユズの香りもいい」とPRした。初回製造の2000本は伊賀地域の他、県内外の約50店で販売している。