伊賀署は10月15日、適切な対応で特殊詐欺の被害を未然に防止したとして伊賀市内に住むファミリーマート伊賀下柘植店の店員、嶋本真名美さん(40)に感謝状を贈った。【感謝状を受け取る嶋本さん=伊賀市四十九町で】

 同署などによると、同月1日午後2時ごろ、店内を行き来している70代の男性客に声掛けをした嶋本さんが詐欺被害に遭っていると直感し、電子マネーの購入を思いとどまらせ、警察に相談するよう説得した。

 男性は来店時、自分で書いたメモ紙を持っており、嶋本さんに電子マネーを取り扱っているかなど質問。男性が会話のなかで「人から頼まれた」「携帯電話にメールが届いた」と打ち明けたことから詐欺だと確信したという。犯人からの携帯メールは滞納料金があるという内容だった。

 賞状を受け取った嶋本さんは「たまたまお客さんが尋ねてくれたので声を掛けることができた。被害に遭わなくてよかった」と振り返り、西久保陽署長は「最近は金融機関よりもコンビニでの声掛けによって水際で被害防止をしてもらうことが多い。今後もご協力お願いします」と礼を述べた。