本年7月末における伊賀警察署管内の交通事故は総事故件数、人身事故件数、物件事故件数は昨年と比べ減少していますが、死傷者数が増加し、死亡事故が3件発生(前年比1人増)しており、バイクを運転していた方が3人亡くなっています。

 人身事故の特徴としては追突事故、出会い頭事故が全体の約6割を占め、通勤時間帯に国道などの幹線道路において多発傾向にあります。

 交通事故を防止するために、運転中は携帯電話を使用したり、考えごとやわき見をせず、車間距離を十分にとって運転してください。見通しの悪い交差点手前では必ず安全確認をしてください。また、もしもの交通事故に備えて、自動車に乗ったら全員がシートベルトを着用し、小さい子どもさんを乗せる場合はチャイルドシートを正しく使用することを忘れないでください。

横断歩道“SOS”の日

 三重県警察では毎月11日を「横断歩道“SOS”の日」と定め、横断歩道を通行する歩行者やドライバーに交通指導、広報啓発などの活動を行っています。歩行者は正しい横断方法を実践して頂き、ドライバーは横断歩道は歩行者優先という意識を持ち、交通ルールとマナーを守って優しい運転を心掛けてください。

秋の全国交通安全運動

 9月21日から30日までの10日間、「秋の全国交通安全運動」が実施されます。運動期間中は各種広報啓発活動や重点的な交通指導取り締まりを行います。

 道路を利用する全ての人が、交通ルールを遵守し正しい交通マナーの実践に心掛けるとともに、常に緊張感を持って交通事故の防止に努めてください。

2019年8月24日付 754号 22面から

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