さまざまな伊賀焼を“愛でる”イベント「陶芸プロムナード」が、8月29日から9月8日まで伊賀市内3か所の文化財施設で開かれる。

作品展やコンサートも

 史跡旧崇広堂(上野丸之内)では、伊賀焼伝統技術保存会の会員展でもある「伝承・創造伊賀焼展」が開かれ、大型作品の数々が並ぶ。31日午後7時からと1日午前10時半からは、笙と女舞のコンサートがある。定員各80人。観覧料千円。

 赤井家住宅(上野忍町)では、伊賀焼振興協同組合による「伊賀焼の『器』展」を開催。30日と6日の午後6時半からは、市内の割烹料理店と陶芸家がコラボした夕食会「伊賀焼の器で料理を食す。」がある。夕食会の定員は各6人で、10日午前10時から電話予約を受け付ける。料金は1人3万円(作家の作品の土産付)。会期中はカフェもある。

 入交家住宅(上野相生町)で開かれるのは、伊賀陶芸会と伊賀華道協会による陶芸と生け花のコラボ展「陶で彩る武家屋敷」で、展示と販売がある。

 展示時間は各会場とも午前10時から午後8時(赤井家住宅のみ30、6日は同5時)まで。3日休館。入場無料。

 問い合わせは主催の伊賀市文化都市協会(0595・22・0511)まで。

2019年8月10日付 753号 17面から

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