消防救助技術を競う東海地区指導会に出場する伊賀市消防本部の消防士4人が7月23日、同市緑ケ丘東町の中消防署であった壮行会で訓練の成果を披露した。指導会は同月25日に鈴鹿市の県消防学校で開かれる。【ロープを渡る栗林さん(右写真)と、煙道に向かいマスクを装着した瀧野さん、後方は三宅さん=伊賀市で】

 県代表を目指し出場するのは、本部内から選抜された3年目から6年目の若手消防士。丸山分署所属の栗林聖斗さん(27)の種目は、水平に張った20メートルのロープを素早く往復する「ロープブリッジ渡過訓練」で、県内からは7人が出場の予定。

 中消防署の窪崎成吾さん(28)と南消防署の瀧野翔矢さん(25)、東消防署の三宅晃哉さん(同)の3人は、1人が空気呼吸器を着装して長さ8メートルの煙道内を素早く移動し、要救助者役をもう1人とともに安全地点まで搬送する「ほふく救出訓練」に出場する。この訓練はビルや地下街などで煙に巻かれた人の救出を想定しており、県内から9組が出る予定だという。

 両種目とも県1位になれば、8月に岡山市で開催される全国大会に出場できる。壮行会では中森宏悟消防長が「普段の訓練の成果が出ていたと思う」と激励し、栗林さんは「全国に出場して、優勝を目指したい」と抱負を話した。