この春の異動で伊賀警察署副署長に就任しました竹内でございます。

 伊賀路での勤務はこれが初めてであり、上司、同僚からは「肉や酒が有名だから飲み過ぎるなよ」なんて言われながら送り出されました。

 伊賀市は、有名な酒味処だけでなく、津藩主藤堂高虎により築城された伊賀上野城をはじめ、伊賀忍者ゆかりの神社仏閣も多く、「伊賀忍者の里」「松尾芭蕉生誕の地」としての「観光のまち」であり、この町の治安を守る者として、今は重責を感じながら日々業務にあたっています。

 警察は、言うまでもなく地域住民の安全安心を脅かす犯罪の抑止や交通事故のない社会の実現を目指して街頭活動や犯罪捜査など日々地域に密着した諸活動を行っています。

 とりわけ住民の身近で発生している空き巣などの侵入窃盗や車上ねらいに対する警戒活動、高齢者を狙った特殊詐欺に対する防犯指導や広報啓発、また交通死亡事故抑止を目指した交通指導取り締まりや街頭監視、交通安全教育を展開して住民の安全安心の確保に向けた活動を行っています。

 当署の署訓(信条)は「積極果敢?正しく強く温かく?」であり、全署員が発生する犯罪には積極果敢に挑んで、犯人と対峙してもひるまない強さと正しい姿を堅持し、困っている住民を助け、不安を抱いている人々に安心を与えられる温かい心を持って日々職務に励んでいるところでもあります。

 令和元年、新しい時代が幕開けしました。今後も署訓に恥じることなく、西久保署長以下、全署員が一丸となって新時代のニーズに応えた伊賀市の安全安心なまちづくりに全力で取り組んでいく所存でございますので、警察活動に対する皆さまのご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

2019年5月25日付748号22面から

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