女子サッカー・なでしこリーグの前半戦9試合が終わり、伊賀FCくノ一は3勝2分4敗、10チーム中7位の順位で3か月余りの中断期に入った。一時は暫定2位につけていたが、連休後半から3連敗し、足踏み状態が続いている。8月末に再開する後半戦の巻き返しに期待だ。【浦和戦で体を張るくノ一MF森仁美(右端)】

 5月19日に伊賀市小田町の上野運動公園競技場であった浦和レッドダイヤモンズレディース戦には1001人の観客らが詰め掛けたが、逆転を許し、1‐2でホーム初黒星を喫した。

 大嶽直人監督は今季9試合を戦った手応えについて「2部から1年で1部に上がって、いい戦いを続けている。結果に結びつかないところはあるが、プラスの方が多い」と振り返った。後半戦に向けた改善点は「もう一歩早くボールに寄せることと攻撃の連続性。攻守の切り替えがカギなので、そこをより高めたい」と話した。

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