今年3月末現在、名張署管内では交通死亡事故の発生はなく、人身事故についても減少していますが、重傷を負う交通事故の発生はまだまだ多く、予断を許さない状況です。

 5月11日(土)から5月20日(月)まで、「春の全国交通安全運動」が実施されます。運動の重点は4つあります。

子どもと高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止

 次代を担う子どものかけがえのない命と、交通事故死者数全体の6割以上を占める高齢者を交通事故から守るため、交通ルールの順守をお願いします。特に、横断歩道では歩行者が優先です。渡ろうとする歩行者がいれば、車は止まるようお願いします。

自転車の安全利用推進

 交通ルールを順守して安全に利用しましょう。特に、自転車乗車中の傘差し、スマートフォンの使用、イヤホン使用などが自分や周囲に対して危険を及ぼすことを自覚し、「危険な運転」は絶対にやめましょう。

全座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底

 事故に遭ったときの被害を軽減させるため、車に乗ったときは全ての座席でシートベルトの着用をお願いします。 

また、乳幼児を同乗させるときは、チャイルドシートを確実に使用するようお願いします。後部座席を含めた全ての座席で、シートベルトとチャイルドシートの着用が義務付けられています。

飲酒運転の根絶

 飲酒運転は重罪です。「飲酒運転はしない、させない、許さない」ことの徹底をお願いします。

 悲惨な交通死亡事故を無くすためには、県民一人ひとりが交通ルールを順守するとともに、正しい交通マナーを実践して頂く必要があります。今後も安全運転をして頂きますようお願いします。

2019年5月11日付747号26面から

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