伊賀市川東の県立あけぼの学園高校でプロの美容師を目指し学んでいる生徒たち考案の美容ジェル「ピアニン」が完成した。忍者も使ったとされるシャクヤクとドクダミのエキスや伊賀米の米ぬかを配合した全身に使用できる商品で、現在は市内で販売している。【美容ジェルの発表会でPRするあけぼの学園高の生徒たち=伊賀市役所で】

 この美容ジェルは、人口減少対策や若者定住に向けた地域創生推進事業として市と同高が連携した「IGABITO育成プロジェクト」の成果の一つで、ビューティクリエイト部に所属する102人が昨年4月から取り組んできた。2015年に伊賀産菜種油を使ったヘアシャンプーとトリートメント「ナノニン」の商品開発に続く第2弾だ。

 商品化にはパートナー企業の美容メーカー「ビケント」(津市)が協力。傷にしみない点や合成香料や着色料、界面活性剤を使っていないのが商品特長の一つで、リップとハンドクリーム、化粧水の代わりとして赤ちゃんから大人まで使えるという。

 シャクヤクの英名「ピアニー」と忍者をかけて名付けられたピアニンは40グラム入りで1本税抜き545円。生徒たちは3月27日に伊賀市役所で試供と販売を兼ねた発表会で完成したばかりの商品をPRした。部長の関口愛里さん(17)は「いろんな意見を1つにまとめるのに苦労した。べたつかず、しっとりした質感なので、使いやすいです」と話した。