名張署は3月5日、他人の車からガソリンを抜き取ろうとした窃盗未遂の容疑者逮捕に協力した名張市赤目町丈六の会社役員、杉本隆司さん(56)に感謝状を贈った。【加藤署長から感謝状を受け取る杉本さん(右)=名張署で】

 杉本さんは2月20日の昼過ぎ、自身が経営する町内の月決め駐車場で、枠をはみ出して駐車する軽トラックを発見。駐車場では2年ほど前から、駐車してある車のガソリンが減る不審事案があったことから、現れた男(65)に声をかけたところ、おかしな言動があったため妻(55)に連絡し、駆け付けた長男(25)と杉本さんが男を引き留める間に妻が同署に通報。3人の連携により、署員が現場に到着するまで男を現場に留め、現行犯逮捕に貢献した。

 感謝状を手渡した加藤匡署長は「杉本さんの迅速な通報で逮捕することができた。困っていた市民のためにも良かった」と話し、杉本さんは「一生に一度あるかないかのこと。うちの車も含めて被害を受けていたので、こういったことが今後起こらないことを願いたい」と話した。