名張市立つつじが丘小の児童が市立南中学校を訪問、中学生と一緒に授業を受ける「乗り入れ授業」が17日にあった。一足先に中学校の雰囲気を味わい、先輩たちと交流を深めた。【理科の授業で児童と生徒が一緒に学ぶ=名張市つつじが丘南1で】

 両校は、市が2016年に小中一貫教育のモデル校として指定、交流が続いている。これまで南中の教師がつつじが丘小に出向いて授業を行うことや、児童が南中で授業を受けることはあったが、小中学生が一緒に授業を受けるのは今回が初めて。

 この日参加したのは、つつじが丘小6年と南中2年の児童、生徒各約100人。

 社会、数学、理科、音楽、体育、英語、特別支援教育の7教科の中で、それぞれ希望した教科に分かれ、授業を進めた。

 理科では、「乾電池にエナメル線を巻いてモーターを作る」、社会では「地震が起きた時持って行くものを3つ考える」など、児童生徒が混在する少人数のグループごとに、課題に取り組んだ。

 参加した女子児童は「中学生が優しくアドバイスしてくれて、分かりやすかった。中学の授業がイメージできた」と話した。

 同中の西山尚吾校長(57)は、「小中一貫の取り組みを続けた結果、中1ギャップのハードルが確実に低くなっている。今後も継続したい」と話した。