伊賀・名張両市で1月13日、成人式があり、新成人となった計1285人が将来への希望を胸に集まり、懐かしい同級生らとの再会を喜んだ。【記念撮影に臨む新成人たち=伊賀市上野丸之内で】

 伊賀市では中学校区別に9か所で午前11時30分から開かれ、上野丸之内のハイトピア伊賀では106人の新成人が参加。あいさつに立った岡本栄市長は「広い世界に出て頑張ってほしい。皆さんは独り立ちすることになるが、独りではない。仲間がいることを忘れないで」とエールを送った。

 実行委員会代表で近大高専5年の大岸裕登さんは「五輪や万博などが控えるなか、南海トラフなど災害に遭うリスクもある。私たちが考え、選択し、行動していかないといけない」、この日に誕生日を迎えた大学生の豊味亜美さんは「今朝、親から『おめでとう』と言われた。まだ実感がない。大学で勉強を頑張り、食品メーカーで開発の仕事をしたい」と抱負を語った。

 名張市では午後1時から同市松崎町のadsホールで開かれ、597人の新成人が参加。天正みだれ太鼓の演奏で開幕した後、亀井利克市長は「今後は共生社会が進化・発展していく。皆さんが幸せな家庭を築いていけるよう、国・県・市・経済界挙げて取り組みを強化している。これからの活躍・発展を祈念している」と祝辞を贈った。【名張市の成人式の様子=名張市夏見で】

 新成人代表として登壇した大学生の小川文香さんは「愛情を注いで育ててくれた家族、支え合ってきた友人、先生方や地域の皆さんに感謝したい」、市消防本部に勤務する鷲阪和亮さんは「市民の皆さんと関わり、温かさに触れ、名張に生まれ育ったことを心から誇りに思う」、専門学校生の挽本むつみさんは「学んだことを生かして活躍できるよう、育てて頂いた地元の方々に恩返しができれば」と誓いの言葉を述べた。