日本プロバスケットボールのトップリーグ「Bリーグ」への参入を目指す名張市の市民チーム「RAMPOLE(ランポーレ)名張」の発足会見が9月9日、市内で開かれた。Bリーグのチームでプレー経験のある地元出身選手を核にチームを組織し、下部の地域リーグで来春からの参戦を目指す。【会見に出席した(左から)船尾選手、亀井さん、長瀬さん、北森選手=名張市南町で】

 会見では、チーム母体としてNPO法人化を目指す市民スポーツ団体「グリーンプロジェクト」の代表で近大高専教員の亀井俊彦さん(35)が、設立の経緯やチーム概要などを説明。ヘッドコーチには実業団チームの昭和四日市石油で監督を務める長瀬一弘さん(40)を迎え、同市出身で、B3・東京サンレーヴスでのプレー経験がある北森郁哉選手(22)、鈴鹿市出身の船尾和希選手(25)ら十数人が所属する予定。

 「スポーツを通じて地域を元気にしたい」と、亀井さんと北森選手を中心に話が広がり、1年ほどかけて準備が進められてきたという。「ランポーレ」は、同市出身の小説家・江戸川乱歩の代表作「怪人二十面相」にちなみ、「変幻自在な動きで相手をほんろうし、勝利に導く」という思いが込められている。

 現在、市内外でスポンサー獲得に向けた交渉を進めており、トライアウトなどを経て年内には所属選手をそろえる見通し。北森選手は会見で「2021年の三重国体で良い成績を残してBリーグに参入できれば」、船尾選手は「三重県初のプロチームを目指すという目標に向けて一緒に頑張りたい」と意気込みを語った。

 2015年に発足したBリーグには、トップカテゴリーのB1、2部相当のB2、3部相当のB3があり、日本社会人バスケットボール連盟の地域リーグはその下部に相当。ランポーレが来シーズンから参戦を目指す「東海・北信越地域リーグ」には現在、愛知、岐阜、静岡、石川の計7チームが加盟している。