名張商工会議所が中心となり地域経済活性化に向け進めてきた「名張・ワインプロジェクト」の事業として、株式会社國津果實酒醸造所(中子統雄代表取締役)がこのほど、果実酒製造免許を取得。ワイナリー施設も完成し、7月12日には亀井利克市長など市の関係者など約60人を招いた見学会が開かれた。【ワイナリー設備などの説明をする醸造家の中子具紀さん=名張市神屋で】

 施設の整備に関しては、2016年に同商議所から名張市に拠点整備の協力要請があり、市からは同市神屋の旧国津小学校校舎の活用提案を受けた。翌年、市が国から「地方創生拠点整備交付金」の交付などを受け、総事業費約7848万かけ、校舎を整備。そのうち1階の職員室、校長室、放送室など約200平方メートルをワイナリー関連施設として整備した。

 醸造を担当する中子具紀さん(34)は「いかに飲み手の喉をすぐに通すことができるかということを心掛けてワインづくりを行っていきたい」と話し、早ければ8月中旬の生産開始、今年の秋終わりごろの初出荷を目指す。

 また、同醸造所では名張市内などのブドウ農家からのブドウの持ち込みも受け入れるという。

 問い合わせは同商議所内、ワインプロジェクト(0595・63・0080)へ。