山野草や寄せ植えなど、独自の目線で創作活動を続ける伊賀市羽根の浅利典子さん=写真=による作品展「初夏を愉しむ山野草展?浅利典子の世界」(伊賀市文化都市協会主催)が、6月11日まで、同市上野忍町の武家屋敷赤井家住宅で開かれている。入場無料。【山野草を飾る浅利さん】

 ラン愛好家の夫とともに、好きな山歩きをしているうちに山野草の世界へ足を踏み入れ、三十数年になる浅利さん。地元はもとより、四日市市などで展示会や講習会を開くなど、幅広く活動してきた。

 浅利さんの作品は「日本の山をイメージした自然にある感じを出したい」と、「苔(こけ)」や「石付け」が多いのが特徴。直感でデザインを決め、草木を選択するそうだ。会期中は常に30から50点は並ぶといい、飾る器も「ピピッ」と感じたものや品が登場するそうだ。

 浅利さんは「草玉が多くなる予定。できれば日本の植物で、ヤマアジサイなど季節をイメージした飾り付けになる」と話した。

 時間は午前9時半から午後4時半(最終日は同3時)。ワークショップは各日午前10時、同11時、午後1時、同2時の4回。参加費は千円(材料費含む)。

 問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。

2018年5月26日付724号15面から

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