ハイカーら入山者が増加する夏季を前に伊賀市消防本部の職員24人が5月22日、同市下柘植の霊山登山道で救急救助対応訓練を実施した。【要救助者を搬送する訓練に取り組む消防職員=伊賀市で】

 標高766メートルの霊山は、手軽に登山が楽しめる場所として幅広い年齢層の人が年間を通じて訪れている。同市消防本部では2015年10月に山頂で救急事案が発生したのを機に、毎年訓練を行っている。

 職員たちは登山道の入口がある霊山寺を出発し、危険個所を確認しながら山頂を目指した。途中からは、けがや急病で動けなくなった要救助者をストレッチャーと呼ぶ担架で固定し搬送する訓練も行った。

 東消防署の藤川仁紀署長は「低山といってもきちんと装備を準備し、計画を立てて登山を楽しんでもらえたら。体調不良時は無理をしないでほしい」と注意を呼び掛けた。