名張署は3月28日、名張市内の60代会社役員男性が、電子マネー約5万円分をだましとられる被害に遭ったと発表した。

発表などによると、27日午前11時30分ごろ、男性の携帯電話に「アマゾンお客様センター」を騙った請求メールが着信。男性が連絡先に電話したところ、電話に出た男から「有料動画サイトの未納料金として、これまでに約5万円の滞納がある」などと言われ、料金を電子マネー「アマゾンギフト券」で支払うよう求められたという。男性は市内のコンビニでギフト券を購入し、利用番号を電話で男に伝え、金額をだましとられた。

支払い内容に心当たりがなかったことから、28日、男性が同署に相談し、詐欺と発覚した。同署では「電子マネーやプリペイドカードを買ってきては詐欺。不審に思ったら近くの警察署に相談してほしい」と呼び掛けている。

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