171115_11.jpg スタイリストとして英国で技術を磨き、今年7月、名張市つつじが丘北3番町にカットサロン「オリッサ」を構えた。日英の技術を掛け合わせた「自分のオリジナルのヘアスタイルを提供したい」と話す。


 小学生のころから洋画が好きで、劇中に登場する整った髪型に引かれたのが、美容の道への入り口だった。専門学校時代の研修旅行でロンドンのヴィダルサスーンアカデミーに滞在、現地の理論だった技術と指導力の高さに衝撃を受け、海外への憧れを一層強くしたという。

 22歳で本格的に渡英し、同校での短期留学と講師、更に美容室のアシスタントとして2年半滞在。現地で学んだ技術や考え方は、今の原点だ。「はさみを入れる角度一つを取っても精緻で、だからこそテイストも違う。日本人の髪に合わせた扱いや流行を取り入れ、喜ばれるカットをしたい」

 海外で過ごした週末は、頻繁にマーケットに出向いた。人と物が国境なく交流する空間にカットの感性が刺激されたそうで、帰国した今も地元のマルシェに積極的に足を運んでいる。

171115_11-2.jpg【私のお気に入り】
 店に設けた1930年代英国のアンティーク調レプリカチェア。理想の店舗構想にぴったりだったといい、出会いが開業の後押しになった。

2017年11月11日付711号4面から