170807_11.jpg 伊賀地域6校の高校生による恒例の美術展「KNIT展」が、8月8日から12日まで名張市丸之内の総合福祉センターふれあいで開かれる。13回目の今年は例年より大作が多く、人物画や風景画などの油絵や立体作品約60点が並ぶ予定だ。【講評会を終え作品を持ち寄る各校の生徒たち=名張市桔梗が丘7番町で】


 参加校は名張桔梗丘高、名張高、伊賀白鳳高、上野高、桜丘高、名張青峰高。開催を1か月後に控えた7月上旬、作品を持ち寄って講評会が開かれた=下写真。顧問の教員陣から「描いている時の迷いが見える」「答えを求めず、まずは自分と向き合って」などのコメントをもらった部員たちは、背景と中心的なモチーフとのコントラスト、構図や質感などについてもアドバイスを受けた。

 今年度末で閉校する名張桔梗丘高にとっては最後のKNIT展。同高3年で実行委員長の一力礼実さんは100号のキャンバスに母校の校舎を描いた。「この学校で活動できた証しとなる、見ただけで『これは桔高だ』と分かる作品にしたかった。生徒や見に来てくれた人たちが楽しめるように頑張りたい」と思いを話す。

 「私たちは2月に卒展があるので、他の部活の子たちが引退した後もこの校舎で活動できる。夏が終われば、吹奏楽の音色や運動部の元気な声が聞けなくなるのは寂しいけど、高校生活の最後まで好きなことに打ち込みたい」。講評会を終えた一力さんは、思い出の詰まった美術室を見渡しながらそう語った。

 展示は午前9時から午後6時(初日は午後0時半から、最終日は同3時まで)。11日は休館。8日午前10時から作品講評会、午後1時半からオープニングレセプションがある。

 また、12日午前9時半から午後2時半までは、美術部員たちが教える「アートワークショップ」を開催。プラ板、似顔絵、しおり作りなど、さまざまな体験ができる。参加無料。当日参加も可能だが、事前に申し込んだ人が優先となる。

 問い合わせは名張西・名張青峰高の永井教諭(0595・64・1500)へ。

2017年8月5日付705号6面から