7月4日午後0時10分ごろ、伊賀市立島ヶ原中学校(宮嵜永合校長)で理科の実験中に液体の一部が1年生の男子生徒(12)の左目付近にかかる事故が起きたと発表した。生徒は念のため眼科を受診したが、左目の炎症は軽く、5日以降の水泳授業も可能な状態だという。

 市教育委員会の発表によると、事故当時は1年生17人が2階の理科室で、過酸化水素水と二酸化マンガンを混ぜて酸素を発生させる実験中だった。通常は濃度が35%の過酸化水素水を10倍に薄めるが、授業を担当した20代の女性教諭は原液をそのまま使用してしまった。
 液体は激しく反応して三角フラスコのゴム栓が飛び、近くにいた男子生徒にかかった。担当教諭は事故後の聞き取りに対し「薄めるのを忘れていた」と説明。学校は生徒と保護者に謝罪した。市教委は他の学校でも同様の事故が起きないよう注意喚起する。