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 2017年度の給食初日を迎えた4月10日、伊賀市内の小中学校で松尾芭蕉の句やイラストが入った食器の使用が始まった。【俳句とイラストを印刷した学校給食食器(伊賀市教委提供)】

 対象は自校式の給食を継続する上野東、上野西、久米、友生、青山、島ケ原の6小学校と島ケ原中学校の7校。同市は芭蕉の生誕地で、俳句食器を郷土学習の一環として活用する。16年度は約613万円の予算を充て、プラスチック素材でポリエチレンナフタレート(PET)樹脂製の汁椀とおかず皿を各3200人分購入した。
 汁椀は「草いろいろ おのおの花の 手柄かな」の句と葉のイラスト、「あら海や 佐渡によこたふ 天河」の句と星のイラストの2種類。おかず皿も2種類で、「山路来て 何やらゆかし すみれ草」の句とスミレ、「さまざまの 事おもひ出す 桜かな」の句と桜がそれぞれ印刷されている。
 伊賀市教育委員会によると、俳句食器への入れ替えは3年計画で、今年度がパン皿、18年度がご飯椀の購入を予定している。