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 「110番の日」の1月10日、伊賀市服部町のスーパーで伊賀署が広報啓発活動を実施し、地域課の署員とともに女子サッカー・なでしこリーグ1部の地元市民クラブ「伊賀FCくノ一」に所属する選手3人が買い物客らへのチラシ配りに協力した。【来店客に啓発用のちらしを配るくノ一の杉田選手(右から3番目)=伊賀市服部町で】

 この啓発活動は事件や事故などの緊急通報専用電話である110番の正しい利用について理解と協力を求めるため実施している。くノ一の選手は一昨年も活動に協力した。
 今回は署員6人や伊賀上野城のイメージキャラクター「た伊賀―くん」と一緒に、くノ一の櫨まどか選手(28)と小川志保選手(同)、杉田亜未選手(24)の3人がユニフォーム姿で乾電池とポケットティッシュが入った啓発ちらし200セットを配った。小川選手は「110番の啓発活動は今回初めての経験だが、皆さんに少しでも正しい利用を伝えられたら」と話していた。
 緊急性がない相談や意見要望などで110番を利用すると、迅速な対応が求められる事件事故の通報がつながらない可能性があることから、同署では「免許証関係や落とし物などの要件は最寄りの警察署や交番に、相談などは『警察安全相談#9110』をご利用ください」と呼び掛けていた。
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