交通事故や火災などの現場を想定し、中高生のチームが適切な行動や判断ができたかどうかを競う「ジュニアメディカルラリー」が9月12日、名張市内で開かれ、伊賀地域4校の10チームが事前に学んだ知識や技術を生かし、さまざまな想定に挑戦した。
2020年に始まり、5回目となる今年は、名張高、桜丘高、英心高桔梗が丘校、桔梗が丘中のチームが参加。応急手当などについての事前講習を受け、学んだ知識や技術を発揮すべく課題に取り組む。
この日は正午から夕方まで、市教育センターと市立看護専門学校(いずれも百合が丘西5)を会場に、祭り会場で高齢者と乳児がのどにものを詰まらせた際の対応、マラソン中に倒れた人の心肺蘇生、簡易担架の作り方など6つのブースに挑戦した。
同センター2階での建物火災を想定したブースでは、事前に「困ったことが起きる」という情報のみが伝えられた。参加者たちは、煙を避けながらしゃがんで歩いたり、エレベーターに乗りそうな人を制止したりしながら屋外へ避難していた。

交通事故を想定したブースは、腕や足を負傷した人への手当て、頭を強打して意識を失った人への処置を施す課題で、名張・伊賀両市の消防職員らが「自発的に119番通報をしたか」「感染防止に配慮して止血を行ったか」などの項目を採点していった。
交通事故のブースに取り組んだ英心高3年の西出梓さんと別所歩美さんは「手当てをする人の優先順位を考え、周りをよく見ながら実践することが大事だと感じた。声を掛ける大切さも学べたので、同じような状況に遭遇した時でも自分から声を掛けていきたい」と話していた。









