危険木伐採し薪に 赤目ふるさと応援隊 名張

空き地に積まれた丸太と薪の前に並ぶふるさと応援隊の皆さん

 三重県名張市赤目町檀の赤目保育所西側にある約1000平方メートルの空き地の一角に、数列にわたって高さ2メートルほどに積まれた丸太と薪。昨年4月に発足した有償ボランティア団体「赤目ふるさと応援隊」が、今年2月から山や空き家の庭などで伐採し、軽トラックで運搬してきたもの。空き地の入り口には、「薪販売所」の看板が立っている。

 積まれた木はヒノキ、杉の他、クヌギ、ナラ、桜、カシ、ケヤキなどさまざまで、長さ40センチほどにそろえている。メンバーによると現在、軽トラック30から40杯分の量になっているという。中には直径40センチもある大木を伐採したものもある。

 同隊メンバーの一人が所有する「薪割り機」を使い、丸太を瞬時に薪に仕上げてしまう。

 大森一憲代表(73)は「赤目地区も高齢化が進み、空き家も増えている。所有する山や自宅の庭、家周辺の整備が自力でできなくなり、倒れそうな危険木も増えてきた。地域の高齢者などからの要望に応えて、有償ボランティアのふるさと応援隊が都度出動している」と話す。

 同隊の活動をフェイスブックに載せると、近隣県から薪を買いに来るユーザーもいるそうだ。用途は薪ストーブ用が多いが、キャンプファイア用の需要もあるという。

 同隊のメンバーは約20人。主な仕事は赤目まちづくり委員会からの委託で、近鉄赤目口駅の「旅ステーション」や「みんなのゆめひろば」など公共施設の草刈り、三重県から受託した県道赤目滝線の道脇の草刈り、個人の要望による庭木の伐採やせん定作業などだ。

 メンバーの一人は「これからは危険木などの伐採と薪作りの仕事が増えてきそう。地元の方に喜んでいただくのが最大の喜びで、メンバーの健康づくりやコミュニケーションにも役立っている」と笑った。

 問い合わせは大森さん(080・1629・2096)へ。

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