三重県名張市の観光名所、赤目四十八滝(同市赤目町長坂)で、約2000個の風鈴が渓谷を彩るイベントが開かれている。滝の景観に涼やかな音色を添え、猛暑の夏でも目と耳で涼を楽しめる新たな試みだ。〈YouTubeでショート動画「赤目四十八滝に2000個の風鈴」(https://youtube.com/shorts/P-qJg72M7ok?si=apHcccju8tgKIpfF)〉
風鈴は入り口から約230メートル、徒歩約5分の不動滝までの遊歩道沿いに設置。ガラス製で、絵や花をあしらった7種類が風に揺れ、渓流のせせらぎとともに涼を演出する。支柱には地元産の竹を使い、景観と合うように配置した。

企画した赤目滝水族館館長の朝田光祐さん(24)は、近年の猛暑で屋外の観光地への客足が鈍ることに危機感を抱いていたという。「渓流の涼しさだけでなく、音や景色でも涼を感じてもらえる場所として発信したい。地元の人にも誇りに思ってもらえる観光地にしたい」と話す。
一部の風鈴の短冊には願い事を書いて飾ることができ、水族館内に専用ブースを設置。SNSでの発信をきっかけに若い世代の来場も増え、開催から2日間の来場者数は約1700人と、前年同期の約700人を大きく上回ったという。
東京都から夫婦で訪れた70代女性は「可愛い風鈴が滝のそばに浮かび、風情があった。面白い演出だった」と話した。朝田さんは「小さなお子さんから高齢者まで楽しめる。地元の人にも、ぜひ涼みに来てほしい」と来場を呼び掛けている。
イベントは9月23日まで。入場料は高校生以上1000円、小中学生500円。営業時間は午前8時30分から午後5時。
問い合わせは赤目四十八滝渓谷保勝会(0595・41・1180)まで。








