【2023年2月の八日戎で縁起物を手渡す福娘】

 三重県名張市鍛冶町の蛭子神社は12月11日、来年2月7、8日に営む八日戎で参拝客に福を授ける「福娘」の募集を始めた。

 八日戎は約350年続く伝統行事で、商売繁盛を願う縁起物「吉兆(けっきょ)」などを求め、多くの参拝客でにぎわう。福娘は、祭り当日に着物姿で吉兆を客に授ける他、事前のPR活動にも参加する。

 対象は市内在住・在勤・在学者や出身者、親戚が市内に住んでいるなどのゆかりがあり、1994年2月9日から2006年4月1日までに生まれた未婚女性。1月21日午後3時から同神社である選考会「福引き」で3人の福娘を決定する。

 募集期間は1月18日午後5時まで。案内や応募用紙は、市観光協会ホームページ(https://www.kankou-nabari.jp/)から。

 氏子責任総代の川口佳秀さんは「今年2月の八日戎は3年ぶりに福娘による授与が復活し、活気があった。ぜひ応募して頂けたら」と呼び掛けた。

 問い合わせは同協会(0595・63・9087)へ。

応募を呼び掛ける川口さん(左)ら=名張市役所で
- Advertisement -